九州大雨災害によりお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り致しますと共に被災者の皆様にお見舞い申し上げます。
「50年に一度」「過去最大」など
過去の常識では考えられなかった災害が頻発しており、
実際に私たちMirizにも、火災保険などの追加や補償見直しに関するお問い合わせが急増しております。
保険に加入していてもいざ災害があった際に、「こんなはずじゃなかった」というケースも少なくありません…
1.最近もっとも危険が高まっているのは「水害」のリスク
近年、温暖化原因とみられる豪雨や台風による被害が増加していますね。
今回の豪雨で被害の大きい九州は、むかしから台風が来る頻度の高い地域ですが、
今後は温暖化が進む影響で、私たちが住む東北地方も九州と同じように、
台風やゲリラ豪雨が身近なものになってくる可能性があります。
たとえお住まいの近くに川が流れていなくても、
近年は“都市型ゲリラ豪雨”が頻繁に発生しています。
排水施設が比較的整った東京などの大都市でさえ、浸水により大きな被害が出ることが多くなっているのです。
実際に昨年、台風19号が関東に上陸した際には、
神奈川県の川崎市内で排水管が逆流して、
市内の高級マンションをはじめ、住宅地に大量の泥水が流れ込む、という出来事がありました。
住宅地に流れ込んだ泥水には“汚水”も大量に混じっていて、住民の方々は
「こんなのは生まれて初めてだ」と、なすすべもなかったようです。
このように「お家が濁流や泥水に浸かってしまう事態」というのは、
山間部や川の近くの地域だけでなく、
治水の整った大都市の中ですらリスクに晒されるようになっています。
西は九州から東は関東、そしてここ東北まで、
“ここなら安全”と言いきれる場所は無くなり、
「日本のどこで水害が起こるか予想もつかない状況になってきている」というのが現実なのです。
2.建物が泥水に浸かってダメになったときのために・・・
~『水災補償』がセットになった火災保険なら心強い!~
いちどお家が汚水に浸かってしまったら…
あまりにも汚れの程度が酷ければ、水が引いたからといってすぐに元通り住むのは厳しいでしょう。
汚れや臭いを除去するためにクリーニングを依頼する必要があるかもしれません。
そして皆さん「建物」の補償はあるのですが、「家財」の補償をつけてない方もいらっしゃいます。
でも皆さん想像してみてください。
ご自宅のテレビや冷蔵庫、洗濯機、掃除機、テーブルやソファなどの家具、
タンス、仏壇、絨毯、布団、パソコン、エアコン、炊飯器、洋服、ピアノ等々…
その損害額はいくらぐらいになるでしょうか?
考えただけでも修理代や新しく買うのにお金がかなりかかりそうですよね・・・
意外と家財補償が抜けている方が多いので、
・家財保険の加入の有無
・現在いくらくらいの家財が家にあるか
を確認してみましょう。
こんな事態に遭ってしまった時も、
「火災保険」に加入していて、なおかつ「水災補償」をプラスしておけば
被災後の生活も守ってもらえる可能性があります。
火災保険の中にも大きく分けて、火災リスク、風災リスク、水災リスク、盗難・水濡れリスク、破損リスクがあります。
火災保険入っていれば安心ではないのです。どこまで補償されているか改めて契約条件を確認してみましょう。
3.水災補償に入っていても安心できないケースとは?
「水災補償付きの保険に入っている」からといって安心するのはまだ早いかもしれません。
「免責=自己負担」がついていたり、
「設定している金額の数%までしか補償しない」ケースもあります。
「水害で困っているんだよ!」という場合でも全然補償が足りない!なんてならないためにも
契約条件は細部までしっかりと確認する必要があります。
最後に:異常気象が多い今、保険の内容をしっかり確認しておきましょう。
「保険の契約条件なんて、小難しいことばかり書いてあって、細かいところはわかりにくいなあ」
と思うかもしれません。
実際、保険のことというのは普通の人には分かりにくいもの。
だからこそ、Mirizではそんなお客様のために、保険についての相談やアドバイスを提供しています。
慣れない保険の契約書を読み返して、「うーん、この部分はこういう意味かなあ?」と自分だけで考え込むよりも、
専門家に相談するほうがスッキリしませんか?
特に今回のテーマとして扱った「水災補償」の場合は、
ここ数年の「気象の変化」に密接に関連しています。
「いま入っている保険でいままで問題なかった」という場合でも
「これからの気象の変化に保険の中身があっていない」というケースがこれから増えてくることも予想されます。
ぜひ、何かが起こってしまう前の、
早めのタイミングでのご相談をお待ちしています。