こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの佐藤です。
このところ「蔵王山が噴火したら保険は出るの?」
という質問を頂くことが多くなってきましたので、本日は噴火による被害を補償する保険についてご紹介します。
【建物・家財への被害】
Q:灰の重みで自宅が倒壊したら?
A:火災保険では払われません。地震保険に加入していれば支払われます。
火山の噴火によって被害が生じた場合、その損害は地震保険によって補償されます。
一般的に、建物は火災保険で補償されていますが、地震、噴火、津波などが原因となって生じた損害においては地震保険に加入していないと、火災保険だけでは補償がされないので注意が必要です。
【車への被害】
Q:溶岩流に車がのまれてしまったら?
A:基本支払われません。ただし、地震噴火津波特約が付いていれば払われます。
通常の車両保険では、地震、噴火、津波によって生じた災害は補償されません。
一部の保険会社では、これらの災害によって生じた損害でも補償するための特約を設けている場合があります。
保険会社によって、この特約の名称は異なります。
いかがでしたでしょうか?
次回は「人の身体への被害編」をお届けいたします。
天災や自然災害はいつ起きるか分かりません。
大きな被害につながる可能性もありますので、どんな内容の保険に加入しているか日頃からちゃんと把握しておくことは大切なことですね。
証券の読み方が分からないという方は、他社証券でもご持参いただければ、内容確認のお手伝い致しますので、お気軽にご相談くださいませ。
最後までお読みいただきありがとうございます。
(misa)